トレーディングカード熱が過熱する昨今、筆者も含め趣味でトレカをコレクションしている人も多くなってきた。
自分のコレクションを鑑定に出してみたいと思ったのだが、英語初心者の自分には英語での取引はいくらなんでも難易度が高過ぎる…。
そのため今回は鑑定代行グレサを利用した流れを記事にしてみた。
鑑定を検討しているがどうしたらいいのか分からない人も多いと思うので、今回自分が鑑定代行を使った経験が参考になれば幸いである。
カード鑑定代行サービス グレサ
今回利用させて頂いたのは、GRADING SERVICE JAPAN。通称【グレサ】
2020年10月26日からグレーディングサービスを開始しており、言語の壁や輸送トラブルへの不安解消のため鑑定代行サービスを発足。
BGS・PSA・brgの鑑定代行サービスに対応しており。全て日本語での対応が可能である。
鑑定に旅立ってもらうのは、ポケモンカード151で自引きしたマスボピカチュウ。
素人目だが、初期傷もなく状態はいいと思われる。
センタリングが若干左に寄っているように見えるのが不安要素。
【グレサ】鑑定申し込み方法
グレサトップページから
↓
①グレサで鑑定
↓
②グレーディング申込方法
グレーディング申込方法から
↓
①会員登録をしてない場合は新規登録
↓
②申込ページ
鑑定会社・プランの選択
鑑定会社を選択。
今回はBGSに提出するのでBGSを選択。
プランを選択。
選ぶプランによって提出から返却までの期間が異なってくる。
特に急ぐわけでもないならBaseが一番格安だが、安いだけあって納期も3か月以上と長め。
今回はStandardを選択。7,800円で発送から返却までの目安は3~5週間程となっている。
発送~納期までのスケジュール一覧
その他選択した鑑定会社、プランごとのスケジュール一覧は上記の図の通りになります。
カードタイトルの入力方法
おそらく初めての鑑定申込で一番難儀するのがこれ。自分が鑑定に出したいカードタイトルの英語表記をどう入力すればいいのか迷う方も多いと思う。
しかし入力方法は至ってシンプル。年代やキャラクター名等を順番通りに組み合わせて入力する仕様になっている。
カードタイトルの英語入力形式
今回筆者が鑑定に出すピカチュウを例に入力すると。
- 年代→2023
- セット名→Pokemon Scarlet and Violet Strength Expansion Pack 151
- 言語→Japanese
- カード番号→#25
- キャラクター名→Pikachu
- レアリティ→C
これらを繋げて入力
【2023 Pokemon Scarlet and Violet Strength Expansion Pack 151 Japanese #25 Pikachu C】
各項目を順番通りに入力すればOKだよ
ポケモンカード英語名検索
鑑定に出すカードの英語名は他のサイト等で検索できる。
ポケカサーチャー
ポケカサーチャーでは日本語名で検索すると英語名に変換してくれる。
List of Japanese Pokémon names
List of Japanese Pokémon namesでは、画像付きで英語名と日本語名の一覧表を一括で表示してくれる。
人気カードの英語表記例
鑑定数が多い人気カードの英語表記テンプレを記載しておきます。
鑑定時のカードタイトル入力にそのまま引用可能です。
ミモザ
2023 Pokemon Scarlet and Violet Violet EX Japanese #100 Miriam SR
2023 Pokemon Scarlet and Violet Violet EX Japanese #105 Miriam SAR
ナンジャモ
2023 Pokemon Scarlet and Violet Paldea Evolved Clay Burst Japanese #91 Iono SR
2023 Pokemon Scarlet and Violet Paldea Evolved Clay Burst Japanese #96 Iono SAR
エリカの招待
2023 Pokemon Scarlet and Violet Strength Expansion Pack 151 Japanese #196 Erika’s Invitation SR
2023 Pokemon Scarlet and Violet Strength Expansion Pack 151 Japanese #206 Erika’s Invitation SAR
カードの保険料
合計申告価格で申告した価格の2%がカードの保険料として見積金額に加算される。
グレサにカードが届いてから万が一輸送中の事故でカードが紛失になった場合は、申告価格と市場価格の低い方が保証される。そのため市場価格より高い申告価格を記入しても無駄に保険料が高くなるだけなので適正価格を記入するようにしよう。
市場価格が5万円なら、それ以上高い価格で申告しても紛失時に戻ってくる価格は5万円までだよ。
高すぎる申告価格は無駄に支払い金額を引き上げてしまうだけだから気を付けてね。
市場価格はebsyでの価格を参考に記入するのをお勧め。
鑑定カードの梱包方法
カードを発送する際には、カードが動いたり、カードの取り出しの際にダメージを負わないように指定されている手順に沿って梱包しなければならない。
鑑定前に大切なカードに傷がつかないようにしっかり梱包しよう。
カードの梱包に必要な物を紹介するよ
梱包に必要な道具
梱包に必要な道具
- カードケース
- カードスリーブ
- ラベルシール
- 段ボール2枚
- 輪ゴム
- 緩衝材
順を追って梱包方法を説明するね
カードの梱包方法
今回マルマインさんに撮影協力してもらいました
ポケモンカードであれば、スリーブサイズは66×91mmのソフトタイプがお勧め。100~200円程で購入可能。
カードケースは鑑定会社により条件が異なる。
カードセイバー1はAmazon等で購入することができます。
カードケースはBGSの場合必ずしもカードセイバー1である必要はなく、マグネットホルダー、サイドローダー、トップローダーでも可能。
PSAに提出する際はカードセイバー1を使用。厚いカードのみマグネットホルダーの使用ができるが、通常のカードはカードセイバー1以外は受付られないので注意が必要。
提出するカードケースは返却されないから注意してね
ラベルシールにIDとLINEを記入。
今回使用したラベルシールは37×13mmサイズのものを使用。(百均等で購入可)
カードケースにラベルシールを張り付ける際は、カードと被らないように注意。
IDの確認はグレサ決済サイト、もしくは申込完了後に送られてくるメールでも確認できます。
※過去に改ざん防止のセキュリティラベルがカードに重なっていたため、鑑定不可だった事例あり。
(参照記事)
操作手順:グレサ決済専用サイトからマイアカウント >注文 >#注文番号
同じカードを鑑定に出す場合は、申込書に記入したLINE#番号の横に/を記入してから番号を付ける。
例:申込書の2番目に記入したカードが複数枚ある場合
LINE#2/1
LINE#2/2
のようにラベルシールに記入。
カードより大きいサイズの段ボールでカードを挟んで輪ゴムで止める。
テープを使うと取り出す時に傷がつく可能性があるのでNG。
輪ゴムで止めたらエアパッキン等の緩衝材を使って包装。
レターパックは不可なため、必ず頑丈な段ボールで梱包し、中の物が動かないようにして発送しましょう。
筆者が鑑定に出した時は梅雨時期だったこともあり、濡れと湿気防止に上記の梱包+ジップロックに乾燥剤を入れて発送したが、問題なく受け入れてくれました。
発送したカードの確認方法
発送したカードがグレサに到着すると、マイアカウントに自分が送ったカードを表示してくれます。
ここまで来たら後はグレサに身を委ねましょう。
まとめ
我が家のピカチュウはアメリカに旅立ちました。
鑑定に出したカードが帰ってくるまではこちらでできることもないので後はゆっくり待つのみとなります。
英語でカードタイトルを入力する以外は特に困惑することもなく、想像していたよりも手続きは簡単にできたので大満足。
英語での取引も必要とせず、鑑定のハードルをグッと下げてくれるグレサは鑑定初心者にとてもお勧めです。
コメント
コメント一覧 (2件)
このピカチュウは帰ってきましたか?
よろしければ帰ってきた時の箱を見てみたいのですが…
コメントありがとうございます。
先日ピカチュウが帰ってきましたので近いうちに記事にさせて頂きますね。